狭⼩敷地で快適性とプライバシー性を両⽴した都市型住宅「⽻屋の家」
間⼝が 5m しかない 26 坪台の⼟地に建つ住宅。
⼤型のワンボックスタイプのファミリーカーと軽⾃動⾞の 2 台を⽌めることができる駐⾞場を道路側に確保し、残りの敷地に延床⾯積 27 坪の 2 階建て、3LDK の住宅を建てました。 L 型キッチンをカウンター兼ダイニングテーブルと⼀体化することで、⼀般的な対⾯キッチンであれば 18 畳ほどの⾯積が必要なのに対し、16.5 畳で同様のボリュームを実現しました。
また、隣家が接近しているため 1 階リビングの南壁⾯は縦ではなく横に⼤きな窓を⾼い位置に配置し、光と⾵は取り⼊れて視線は⼊れないようにしました。
尚且つ 2 階の廊下を全て半透明のアクリルグレーチングにすることで、2 階の窓から⼊る明るさを 1 階部分に拡散して落とすことで、⽇中であれば照明を頼らず明るく過ごすことができるほどの明るい空間としました。
また 10 畳のルーフバルコニーに専⽤タイルや⼈⼯芝、少しの植栽を設けることで狭⼩敷地でもプライバシー性の⾼い庭として⽇常的に使っていただけるような、空の近い開放的なスペースを設けました。