想い2021.02.01
2月1日
弊社は、本日より新年度スタートとなります。
2020年度は、新型コロナウィルスの影響によりだいぶ動きが制限されましたが、それでも何とか新しい年度を迎えることができました。
これもひとえに弊社とお取引をしてくださっている関係者の皆様、また、弊社の足りないところを補ってくださっている関係者の皆様のおかげであり、心より感謝申し上げます。
弊社は今年度、第31期スタートということになりますが、ビジネスの定説では【企業の寿命は30年説】というのがあります。(日経ビジネスによる)
ちなみに、東京商工リサーチによると2018年に倒産した企業の寿命は23.9年で、最も長いのは製造業の33.9年だそうです。
さらに30年以上生存する企業は0.02%だとか。
ただこれは、昭和を対象とした企業での話なので、平成から令和となった今の時代、このサイクルはもっと早くなるような気がします。
では、なぜ30年なのか?
●30~40歳で起業した人が60~70歳となり、後継者問題により廃業する。
●経営者が目先の繁栄に目を奪われ、変身の努力をしない。
●起業→成長→成熟→衰退のサイクルに対し何も手を打たずに放ってきた。
●世の中の変化についていけず、環境に対応できなくなった。
このように、理由はいろいろとあると思いますが、やはり最終的には経営者の判断が甘かったということになります。
ではどうしたら今後も会社を存続していけるのか?それは、上記の逆をやるしかありません。
弊社は、本日より31期がスタートします。
企業の寿命30年説で行けば一番危険なところです。
実際に経営の中身としては楽観できることは少しもなく、ここ数年厳しい数字が続いていることは事実です。
ですが、ここでこの事業を終わらせるわけにはいきません。
社員、その家族、また、応援してくださっている関係者の方々に対して、30年分の恩返しをするためにも、ここから先の30年でさらに進化を遂げながら成長しなければなりません。
創業者である寺島今朝成がどんな想いでウッドビルドを世の中に誕生させたのかをもう一度自らに問いかけ、ここからまた一年全力で考え走りながらさらに上を目指します。